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5月24日、神保町・農業書センターで『片品村のカヲルさん 人生はいーからかん』刊行記念トークイベントを開催します

5月24日、神保町・農業書センターで『片品村のカヲルさん 人生はいーからかん』刊行記念トークイベントを開催します

 

5月24日金曜日午後7時から、神保町の農文協・農業書センターで、『片品村のカヲルさん 人生はいーからかん』の刊行を記念して、トークイベントを開催します。

テーマは「移住と婆さま」。

そもそもこの本をなぜ刊行することになったのかというと、もとをたどれば、編者のひとり、瀬戸山美智子さん(愛称:みっちゃん)が群馬県片品村に15年前に移住したからといえます。瀬戸山さんが、カヲルさんたち村の婆さまと交流を深め、婆さまたちをリスペクトすることがなかったら、本書のもとになった雑誌『うかたま』の人生相談の企画もないし、この本も生まれなかったはずです。

そこで、このイベントでは、みっちゃんの移住経験を婆さまたちの存在という切り口から語ってもらうことにしました。みっちゃんにとって、婆さま、そしてカヲルさんとはどんな存在なのか、いーからかんってどういうことなのか――。これから移住したい人にもヒントとなるような話もきっと聞けるはずです。

みっちゃんは、さまざまな媒体で取り上げられていて、移住女子のあいだではちょっと知られた存在。味噌作り、農業、炭をつかったアクセサリーの開発・製作など、さまざまな生業を組み合わせて、いなか暮らしを楽しんでいます。

みっちゃんについてはたとえば、この記事を読んでみてください。

https://machibouken.jp/key107/?fbclid=IwAR2QDPVR1hGgLrVbK2XJzWiPkeumsZ1jFrX8QLSJjh64v3946bE8freq1pg

そして、この本を企画したフリー編集者のしまざきみさこさん(2017年まで季刊『うかたま』編集統括)、カヲルさんの写真を10年も撮影し続け写真展まで開催したフォトグラファーの高木あつ子さんもトークに加わって、それぞれのカヲルさんへの思い、この本でみなさんに伝えたかったことを語ります。

実際にカヲルさんと味噌をつくったり炭を焼いたりして、長い歳月を共にしてきたみっちゃん、片品村から送られてくる原稿を通してカヲルさんと会話してきたしまざきさん、レンズを通してカヲルさんの日常に触れてきた高木さん。その3人のカヲルさんとのかかわりが、本として結実したといえるでしょう。

農業書センターの奥にある階段スペースを利用したミニギャラリーでは、高木あつ子さんの写真展も開催します。

【イベント概要】

日時:5月24日(金) 19時~20時

場所:農文協・農業書センター(東京メトロ・都営線 神保町駅 A6出口 サンドラック3階。入り口がちょっとわかりにくいです)

http://www.ruralnet.or.jp/avcenter/service.htm#map

入場無料・予約不要

【同時開催】高木あつ子写真展

5月17日~5月28日(平日10時~19時、土曜日11時~17時。日・祝休み)

イベントのチラシはこちらのPDFでもごらんになれます。

0524移住と婆さまチラシ

 

【登壇者プロフィール】

●瀬戸山美智子
炭アクセサリー作家。片品村に2003年に移住。カヲルさんに出会い、味噌づくり、炭焼きなどさまざまな生業とともに生き方を学ぶ。屋号「iikarakan」でワークショップや野菜販売を展開中。カヲル組では取材を担当。

●しまざきみさこ
編集者。フリーランスとして旅・食・農・手仕事などをテーマに雑誌、書籍、Webに携わる。現在はイベントや商品企画なども手がける。季刊『うかたま』では編集統括として、カヲルさんの連載を企画。カヲル組では構成と文を担当。

●高木あつ子
フォトグラファー。第一次産業周辺の撮影が得意。10年前の取材でカヲルさんと出会って以来、片品村に通ってカヲルさんの写真を撮り続ける。2017年には写真展「片品村のカヲルさん」を開催。カヲル組では写真を担当。

【書籍の情報はこちら】

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784909753038